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焦点:オバマ人気も夏枯れ、米政権は我慢の時期に
米国で大統領に対する国民の支持率が上下するのは避けられないことだが、
オバマ大統領と米国民の「ハネムーン期間」はすでに過去のものとなりつつあり、
熱狂的だったオバマ人気も夏枯れを経験しているようだ。
オバマ大統領の肝いりで進める医療保険制度改革には賛否両論が出ている
ほか、経済運営に対する評価もまちまちで、世論調査による支持率も50%台に
落ち込んでいる。
ただ、専門家らの間からは、今は我慢の時期との声が聞かれる。米経済が
上向いたり、医療保険制度改革が実を結べば、支持率上昇には大きく寄与する
ことになるが、どちらも時間がかかるからだ。
ピュー・リサーチ・センターのアンドリュー・コフート氏は「国民に成功の実感を与える
必要がある。もし経済が改善し始めれば、それが大きな助けになるはずだ」と指摘。
「世論調査で数字が一貫して下降スパイラルを描くときは心配になっておかしく
ないが、非常ボタンを押すほどのことではない」と述べている。
また、ホワイトハウスのギブズ報道官は「大統領は支持率の上下に固執していない」
と表明するなど、昨年の大統領選での紆余曲折を経て百戦錬磨となったオバマ
チームも、支持率下落のニュースを冷静に受け止めている。
オバマ大統領本人はタイム誌に対し、国民が医療保険制度への取り組みに
懐疑的になっているのは、メディアが詳細を伝えようとせず、「国営医療保険と
自由市場の対比という非常に陳腐な議論」に落とし込んでいることが一因だと
指摘。その上で「この制度改革がどれほど重要かを明確かつシンプルな言葉で
表現しようとするのは、自分のこれまでの議員生活で最も困難な試練と言える
だろう」と語っている。
>>2-5あたりへつづく
ソース:Reuters
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