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非戦闘員の定義に新解釈=紛争変化で区別困難-赤十字
来日中の赤十字国際委員会(ICRC)法律顧問リチャード・デガニエ氏は31日、
都内の日本赤十字社で講演し、戦闘地域における「非戦闘員」と「戦闘員」の
区別についてICRCの新「解釈指針」を示し、紛争形態の変化に伴い保護する
対象も変化していることに理解を求めた。
新指針では、正規兵でなくても「戦闘組織の構成員」や「敵対行為に直接参加
している市民」はICRCの保護対象から外れる。アフガニスタンやパキスタンの
イスラム原理主義勢力タリバンのように、正規軍と互角に戦う武装組織が世界中に
現れており、紛争の最前線では赤十字職員らが日々、「誰が戦闘員なのか」難しい
判断を迫られている。
新指針は「法的拘束力はないが現場で活用される」(長嶺義宣ICRC駐日事務所長)
ことになる。ただ、新指針でも「スナイパー(狙撃兵)に食事を運んだ協力者は
非戦闘員だが、弾を渡した者は戦闘員になる」(デガニエ氏)など、現場は今後も
微妙な判断を迫られそうだ。
写真:リチャード・デガニエ氏
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ソース:時事ドットコム
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依頼に基づき立てました。
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