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スー・チーさん裁判、弁護側反論し28日結審か
ミャンマー(ビルマ)で米国人を自宅に泊めたとして国家防御法
違反の罪に問われた民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー
さん(64)に対する裁判が27日、ヤンゴン郊外にある刑務所内の
特別法廷で開かれた。
弁護団によると、検察が最終弁論で有罪判決を求めたのに対し、
28日に弁護団の反論の機会が認められた。無罪を訴えている
弁護団は24日に最終弁論を終えており、反論が認められるのは
異例だという。
弁護側は27日、政府関係者1人を証人申請したとも話しており、
「認められなければ28日にも結審する可能性が高い」としている。
傍聴した外交筋によると、この日のスー・チーさんは黄色いシャツに
紺の民族衣装を身につけ、血色もよく、疲れも見えなかったという。
最終弁論で検察は、スー・チーさんが5月初め、国家防御法に基づく
自宅軟禁の身でありながら、自宅裏手の湖から侵入した米国人
男性を数日間滞在させ、食料を与えたことが同法違反だと主張した。
有罪となれば3~5年の禁固刑となり、軍事政権主導で進む「民主化
プロセス」に基づき来年実施される総選挙からは、完全に隔離される
ことになる。軍政は多くの民主化運動家に加えてスー・チーさんも
投獄することで、総選挙を有利に展開する環境が整うことになる。
有罪判決が出るとの見方が有力だ。
一方、ミャンマー国営紙は連日、「選挙の正当性は、個人の参加の
可否や選挙結果では判断されない」などと反論。「スー・チーさんは
政治犯ではなく、違法行為で訴追された人物だ」「あくまでも司法の
判断で正当な判決が下される」などと主張し、判決言い渡しに向けた
国際非難の高まりに早々と予防線を張っている。
ソース:asahi.com
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