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ロシア住民虐殺で追悼式典 イワノフカ事件90年
1919年3月、シベリア出兵中の旧日本軍が抗日パルチザン掃討を
目的に多数のロシア人住民を虐殺したロシア極東アムール州
ブラゴベシチェンスク郊外のイワノフカ村で12日、犠牲者を追悼する
90周年祈念式典が行われ、シベリア抑留経験がある日本人や
犠牲者の遺族らが参加した。
イワノフカ村はアムール川や中国国境の近くに位置し、シベリア出兵
当時はロシア側革命軍による抗日パルチザンの拠点とされた。
旧日本軍は19年3月22日、女性や子どもら257人を銃などで殺害、
36人を小屋に閉じ込め焼き殺すなど計約300人を殺害した。
第2次大戦後のシベリア抑留経験を持ち、95年からほぼ毎年、
イワノフカ村への参拝を続ける岐阜県揖斐川町の僧侶横山周導さん
(84)は「日本国民として過去の蛮行を深く恥じ入るばかりで、
どのような理由があっても許されることでない」と追悼文を読み上げた。
母が危うく虐殺から逃れたというエカテリーナ・ゴンチャロワさん(56)は
「母は射殺されたふりをして死体の海の中で息を潜めて生き延びた。
この事件をすべての村民が覚えているが、今の日本に悪い感情は
全くない」と語った。
ソース:47NEWS
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