09/07/14 00:33:11
ロシア南部のダゲスタンとチェチェンの両共和国で12日、警察との衝突で13人の武装した男が死亡
した。不安定な北カフカス地方における暴力の最新の噴出として、地元メディアと警察が明らかにした。
11日には、近くのイングーシ共和国の治安部隊が、武装勢力のリーダー1人を含む4人の過激派を殺
害していた。
ダゲスタンの発砲は、ハサビュルトの町近くで警察官がナンバープレートを付けていない車を止めよう
とした際に発生した。Vesti-24チャンネルによると、車に乗っていた5人が警察に発砲した。
Vesti-24チャンネルは「警察は応戦して、車の5人全員を殺害しました。」「3人の武装勢力が既に
特定されています。」と伝えた。
1990年代の半ば以来、連邦軍が独立派の武装勢力と2度の戦争で戦っている隣のチェチェンでは、
相対的な平穏は回復されている。
しかし12日に武装した男達と警察の衝突が2カ所の田舎とチェチェンの首都グロズヌイで発生したこ
とは、チェチェンの安定がいかにもろいかを強調した。
チェチェンの内務省はウェブサイト(www.mvdchr.ru)で、自動兵器を運ぶ8人の過激派が銃撃によ
り死亡したと伝えた。損失が警察にあったかは明らかにしなかった。
チェチェン警察は「現在、違法な武装グループと、その協力者のメンバーを捜し出して拘束するため、
迅速な行動を取っています。」と、声明のなかで述べた。
チェチェンからは、イスラム教地域であるイングーシとダゲスタンに暴力が定期的にあふれ出す。厳し
い官僚主義、根深い汚職、および貧困が多くの若年層を武装勢力に参加させる後押しになっている。
今月早くイングーシで9人のチェチェン警察官が銃殺されており、不安定な北カフカス地方で近年最も
致命的な攻撃の1つとなった。
この警察官らは、イングーシのユヌスベク・エフクロフ大統領に対する自爆攻撃のあと、チェチェンの
ラムザン・カディロフ大統領が派遣した。イングーシの大統領は現在、モスクワの病院で重体となって
いる。
◆Police kill 13 militants in Russia's North Caucasus(REUTERS)
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