09/07/11 22:02:14 BE:844464029-2BP(77)
ロシアで露呈した「オバマ教」の限界
大統領個人の魅力に依存するオバマ政権の常套手段は親米国にしか通用しない
写真:冷たい空気・・・モスクワ郊外にある首相公邸でプーチンと会談するオバマ
URLリンク(newsweekjapan.jp)
バラク・オバマ米大統領のロシア訪問は失敗だったようだ。ドミトリー・メドベージェフ
大統領とウラジーミル・プーチン首相との会談は張り詰めた雰囲気で、身振りも
ぎこちなかった。
モスクワの新経済大学院で行った演説の受けも悪く、現地の報道陣はアメリカの
ロックスター大統領の訪問に退屈しているようだった。そして現実的な成果は......
何もなかった。
「ロシアに伝わらなかったオバマのスター性」と題した7月8日付のニューヨーク・
タイムズ紙の記事は、その理由をいくつか解説している。ロシア人は疑り深く、
そもそもアメリカの政治家を信頼していない。演説の内容もロシア語には訳しにく
かった。あるロシア市民に言わせれば、「ロシア人は世界で最も賢明」だから、
オバマに関心しないのだという(ロシアが政治的にも経済的にも苦境に陥っている
ことは関係ないらしい)。
大統領選キャンペーン中からオバマを後押ししてきた「勝利の公式」は、どうやら
崩れてきたようだ。もはやオバマの存在そのものをアピールし、妻のミシェルと
2人の娘を前面に押し出すだけでは十分とはいえなくなっている。
「オバマ効果」が通じないのは、ロシアに限ったことではない。もちろん魅力的で
理知的で若いアメリカ大統領は、今でも世界の多くの地域でメディアや市民、
政治家たちから熱狂的に受け入れられている。
しかし、オバマ効果が通じない場合にどうなるかが次第に明るみになってきた。
「大統領こそがアメリカの政策だ」とPRしてきたオバマ政権の欠点が浮かび上がって
きたのだ。
>>2-5あたりにつづく
ソース:ニューズウィーク
URLリンク(newsweekjapan.jp)
URLリンク(newsweekjapan.jp)
依頼に基づき立てました。
スレリンク(news5plus板:145番)