【欧米】ウイグル暴動をめぐる対応にチベットと格差-象徴的な指導者不在が招く[07/10]at NEWS5PLUS
【欧米】ウイグル暴動をめぐる対応にチベットと格差-象徴的な指導者不在が招く[07/10] - 暇つぶし2ch1:金曰成φ ★
09/07/11 21:43:48 BE:2533389269-2BP(77)
【ウイグル暴動】イスラム圏象徴的な指導者不在 チベットと差

ウイグル暴動をめぐる欧米諸国の反応が、同じく中国当局の強権支配を受ける
チベット問題と大きな違いをみせている。各国政府とも、暴動で死傷者が多数
出たことに「深い懸念」を示したほかは、情報不足を理由に中国側への非難は
控える構えだ。中国の支配下で民族問題を抱える2つの地域だが、イスラム圏
での民族運動に対する冷ややかな視点や、国際的にアピールできるウイグル人
指導者の不在が、対応の差を招いたようだ。

今回の民族暴動では、ギブズ大統領報道官、クリントン国務長官ら米政府高官が、
流血への「懸念」を表明し、「関係者の自制」を要請。英国、ドイツなど欧州諸国も
ほぼ横並びの対応に終始している。「状況に不明な点が多い」として踏み込んだ
論評を避ける一方で、各国とも国際人権団体が求める「独立調査」にも及び腰だ。

こうした各国の対応から、イタリアでの主要国首脳会議(サミット)で、ウイグル
暴動をめぐり、対中非難のメッセージは政治宣言に盛り込まれなかった。これは、
北京五輪への首脳参加の是非が各国で激論を招いた昨年3月のチベット騒乱と、
大きな差を示している。

多民族国家である中国だが、独立問題を抱える民族地域は、チベット、新疆を
双璧(そうへき)として、内モンゴル自治区がこれに加わってきた。亡命ウイグル人
組織の関係者は、「ダライ・ラマ14世(チベット仏教の最高指導者)が50年間、
一貫して国際社会で注目を浴びてきたのに対し、東トルキスタン(新疆)ではこうした
象徴的な存在を欠いてきた」とし、チベット問題が突出した認知度を持つ点を挙げる。

今回、中国当局から「暴動を扇動した」と指弾される「世界ウイグル会議」のラビア・
カーディル議長も、中国を逃れてわずか5年足らずだ。亡命ウイグル人の在外組織
には、チベット亡命政府ほどの規模を持つ統一機構もまだない。

さらに、新疆での分離・独立運動を「テロ組織」とする中国の主張が、国際社会に
浸透している影響も大きい。米中枢同時テロ後、中国の協力を必要とした米国が
「東トルキスタン・イスラム運動」(ETIM)を中国の主張通り「テロ組織」と認定した
ことが、浸透に拍車をかけた。カーディル氏ら平和路線を掲げる関係者は、ETIMの
存在自体を否定している。

ソース:MSN産経ニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

依頼に基づき立てました。
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