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露大統領、北方領土「2島の引き渡しで決着」の方針を示す
2009年07月11日 05:52更新
IBTimes
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記者会見中のロシアのメドベージェフ大統領。2009年7月10日(ロイター)
ロシアのメドベージェフ大統領は10日、主要国首脳会談(ラクイラ・サミット)の
閉幕後に記者会見し、北方領土問題について、日本に歯舞群島と色丹島の
2島を引き渡すとした1956年の「日ソ共同宣言」に基づいて、
日本との交渉を進める方針を示した。
これで、ロシアがプーチン前大統領(現首相)時代から持っていた
「北方領土問題を2島の引き渡しで決着させる」との方針に
変わりがないことが明確になった。
メドべージェフ大統領は会見で、「日ソ共同宣言が北方領土問題に関する
唯一の法的根拠のある文書であるため、ロシアは同宣言に基づいて
日本との対話を進める」と述べた。
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