09/05/01 23:25:47
政府は、新型インフルエンザの感染による死者が相次いでいるメキシコ政府からの要請を受けて、
マスクや、赤外線で体温を測る装置など、総額で1億円相当の物資を送ることを決めました。
メキシコに対しては、世界銀行が先月、日本円にして200億円近くの緊急融資を行うことを発表しているほか、
各国も支援策の検討を進めています。
こうしたなか、政府はメキシコ政府からの要請を受けて、総額で1億円相当の物資を送ることを決めました。
支援物資は、マスク19万枚、ゴーグル3000個、使い捨ての手術用の白衣3000着、
それに赤外線で体温を測る装置二十数台などで、2日以降、日本を出発する航空機で順次、メキシコに送られるということです。
これを受けて、メキシコのルイス・カバーニャス駐日大使は総理大臣官邸に河村官房長官を訪ねました。
この中で河村官房長官は「心からお見舞いとお悔やみを申し上げる。この難局をぜひ乗り切ってもらいたい。
新型インフルエンザは人類共通の脅威であり、日本もメキシコと緊密に連携してともに闘い、克服していきたい」と述べ、
支援物資を送ることを伝え、ルイス・カバーニャス駐日大使は感謝の意を示しました。
政府は、メキシコからあらためて支援要請があれば、追加の支援も検討したいとしています。
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