09/04/04 21:35:15
【ソマリア海賊・日本】海賊対策の護衛艦 不審船対処[04/04]
アフリカ・ソマリア沖で海賊対策の任務に就いている海上自衛隊の護衛艦が、外国船から助けを
求められ、接近してくる不審船を、大音響を発する特殊な装置を使って追い払っていたことが
わかりました。派遣部隊が現場海域で不審船に対処したのは、これが初めてです。
防衛省によりますと、ソマリア沖のアデン湾で日本時間の4日午前2時40分ごろ、現地時間の
3日午後8時40分ごろ、日本関係の3隻の船団の護衛に当たっていた海上自衛隊の派遣部隊が、
近くを航行していた外国船から無線で「不審な小型船が近づいてくる」と助けを求められました。
この外国船は護衛対象の船舶ではありませんでしたが、護衛艦「さざなみ」が状況を確認したところ、
あわせて4隻の不審な船が接近中だったということです。このため、「さざなみ」は不審船に
サーチライトを照射したうえで、大音響を発する特殊な装置を使ってソマリア語で海上自衛隊の
艦艇であることを伝えると、不審船は離れていったということです。
ソマリア沖の海賊は、母船と小型船がいっしょになって活動する特徴がありますが、今回の
不審船4隻の内訳は、比較的大型の船1隻と、小型ボート3隻だったということです。派遣部隊の
護衛艦が不審船に対処したのは今回が初めてで、防衛省で当時の詳しい状況を調べています。
ソース NHKニュース 4月4日 7時45分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)