09/04/02 10:16:27
南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島の領有権を巡り中国とフィリピンの緊張が高まる中、
香港の雑誌にフィリピンを「召使の国」と呼んでからかうコラムが掲載された。
フィリピンには領有権を主張する資格がないとする内容。フィリピン側は「人種差別だ」と
激怒している。
コラムニストのチップ・ツァオ氏が3月27日付の香港誌「HKマガジン」の「家庭での戦争」と
題したコラムで、南沙問題にからみ、「召使の国がパンとバターを稼がせてもらっている主人に
対しては力を誇示できない」と冷笑。
香港をはじめ世界各地で多くのフィリピン人が家政婦(メード)として働いていることからと
見られる。
ツァオ氏はさらに、自宅で雇っているフィリピン人家政婦に「給料を上げて欲しければ、
フィリピン人の仲間たちにスプラトリーは中国のものだと伝えるように警告した」
「スプラトリーという言葉を聞いたらメードに『中国です、ご主人様』と叫ばせるようにした
友達がいる」などと記した。
これに対し、フィリピンで国会議員や海外就労者団体などが強く抗議。ツァオ氏宅の家政婦の
就労状況を調べるよう求めたり、香港で働くフィリピン人家政婦たちにストライキを
呼びかけたりする発言も。フィリピン入管当局もツァオ氏を入国禁止リストに載せた。
掲載した雑誌も、ツァオ氏も謝罪に追い込まれた。
南沙諸島を巡っては、フィリピンが3月に一部を自国領とする法律を制定したことに中国や
ベトナムなどが反発。中国は南シナ海に大型の監視船を派遣する行動に出た。
ソースは
URLリンク(www.asahi.com)
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