09/03/26 17:12:05
ポーランドで養豚業を営むタディーアス・ブレジンスキーさんは警戒を怠りません。飼育して
いる豚一頭と子豚数十頭が謎の大ねこに襲われてからは、家畜小屋をしっかりと戸締りします。
ブレジンスキーさん:
「ここの人たちはみんな恐がってますよ。またこういうことが繰り返すのは
100%確実です。明日かもしれないし、もしかしたら今日かもしれません。」
ある地元の人がこのねこを携帯電話の動画機能で撮影することに成功しました(映像参照)。
このねこはポーランド南西部の街オポーレ周辺の村々などあちこちを徘徊しています。
別の農家:
「うちでも何か起こりそうです。だって・・・わかりませんよ。なにがなんだかさっぱりね!」
地元のラジオ局は「ねこ注意」の放送をしています。地元の人々に対し、移動はなるべく車で、
暗くなったら外出しないように、と警告しています。
しかしクラクフ動物園では、このねこの正体はすでに特定されているようです。この肉食獣に
殺された動物の死体に残っていた毛を分析したところ、「ユキヒョウ」だとわかったのです。
クラクフ動物園の職員:
「ユキヒョウは足が速く、敏捷性があって、大きな爪を持っています。他のネコ科の動物同様、
非常に危険です。」
しかしユキヒョウは通常、このような行動はとりません。ネコ科の専門家によると、ユキヒョウは
獲物を食べているときは物陰に隠れる習性があり、やたらと獲物を襲って殺したり傷つけたりは
しないそうです。
専門家:
「こいつはあるいはとても神経質になっているのかもしれません。なんでもし放題の状態に
ありますし、退屈して刺激を求めているのかもしれませんから非常に危険ですよ。」
地元の人々は、この動物の捕獲を望んでいます。そうでなければ自分たちがこのねこの
お昼ごはんになってしまうかもしれないからです。
ソース:ロイター(動画あり)
URLリンク(www.reuters.com)
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