09/03/22 23:38:03
◇男女雇用機会や賃金を平等化
【ワシントン大治朋子】オバマ米大統領は11日、ホワイトハウスに「女性・少女会議」を
新設する大統領令に署名した。黒人女性のジャレット大統領上級顧問が議長に就任する。
政府の関係機関と連携して男女の雇用機会や賃金の平等化などを目指すほか、大統領
に対し「女性が直面する問題」について報告や助言を行うという。
署名に際しオバマ大統領は「男女平等への戦いは決して終わっていない」と明言。米国
の女性の平均賃金が男性の8割弱にとどまることや、男女の労働者数がほぼ同数である
にもかかわらず、米経済誌フォーチュンの米企業500社番付で女性の最高経営責任者
(CEO)が3%しかいないことなどに触れ、賃金や昇進での性差別の現状を強調した。
国務省では同日、クリントン国務長官が同省主催の「勇気ある国際女性賞」でイラクや
アフガニスタンなどの女性市民活動家7人を表彰した。
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