09/03/16 20:37:13
オーストラリア政府は16日、移民受け入れ枠を14%削減すると発表した。
世界的な金融危機や景気減速を受け、金融機関や資源、サービスなど幅広い業界で雇用調整の動きが広がっており、
「地域市民の雇用機会を確保する必要がある」(エバンス移民・市民権相)と判断した。
豪政府は2008年度(08年7月―09年6月)の熟練技術者の移民受け入れ枠を
13万3500人から11万5000人へ1万8500人削減する。
対象となる「熟練技術」の職種かられんが職人、配管工、大工など建築、製造業関連を除き、
医療やIT(情報技術)関連の専門職に限定する。
豪州では08年10月以降、世界需要の減退や豪国内の消費不振で金融機関や資源業界に加え
製造業やサービス業にも雇用調整が広がっており、失業率はほぼ3年ぶりに5%を突破した。
失業率は年末までに7%に上昇するとみられている。
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