【アメリカ】米国債入札が不調 日本に対する購入圧力も[02/26]at NEWS5PLUS
【アメリカ】米国債入札が不調 日本に対する購入圧力も[02/26] - 暇つぶし2ch1:盥安φ ★
09/02/26 23:04:44
【アメリカ】米国債入札が不調 日本に対する購入圧力も[02/26]

米国で25日行われた320億ドル(約3兆1000億円)に上る国債の入札が
不調となり、利率が事前の予想を上回る結果になった。24日にオバマ大統領が
施政方針演説でエネルギーなど3分野への重点投資を表明したことで、財政悪化への
懸念が高まったことが原因だ。演説前の麻生太郎首相との日米首脳会談では
「日本が米国債を買い支えることで暗黙の了解が成立した」(市場関係者)との
声もあるが、その効果もなく、国債の安定発行への不安が顕在化した。
日本に対する購入圧力がさらに高まるのは必至だ。

一連の政治ショーから一夜明けた25日、市場に衝撃が走った。5年物国債の落札利率が
事前の予想の1.974%を上回る1.985%を付けたのだ。わずかな上昇とはいえ、
不人気のため、高い金利を付けないと、国債が売れなくなってきたことの表れだ。

オバマ大統領が演説でぶち上げた代替エネルギー開発・医療・教育の3分野への
重点投資に対し、市場は「財政悪化の懸念が増した」(大和証券SMBCの
永井靖敏チーフエコノミスト)と嫌気した。

米国では8000億ドル超の景気対策に加え、ゼネラル・モーターズ(GM)の
破産処理やシティグループなどの銀行国有化も浮上しており、金がいくらあっても
足りない状況にある。

しかし、その“元手”の米国債が売れず、長期金利が上昇すれば、企業や
家計の利払い負担が増大し景気はさらに冷え込む。国の利払いも増え、
財政はさらに悪化。米国への信認失墜でドル暴落の引き金となる懸念もある。

入札不調は、米国にとっての最悪のシナリオの「予兆」といえる。

日米首脳会談では、米国債の購入要請は全くなかったという。だが、オバマ大統領は
「(日本は)偉大なパートナー」と持ち上げ、あからさまに期待を表明。
麻生首相は「基軸通貨であるドルの信頼維持が一番大事だ」と応じた。
ドルの信頼維持とは、米国債の積極購入を意味する。

世界第1位の米国債保有国である中国にも、先に訪中したクリントン国務長官が、
買い支えへの期待を伝えている。ただ、中国は購入を“外交カード”に使う
したたかさもあり、「米国が心を許せる相手ではない」(外務省筋)。

米国の狙いは、中国を巻き込んだ協調体制を築くことにあり、日中を競わせ、
金を引き出そうという戦略も透けてみえる。

輸出頼みの日本は米国を支え続けるしかない。日本だけでなく中国にしても
米国債やドルが暴落すれば、保有する米国債に巨額の損失が発生する。
首相が“約束”した通り、米国の無心に対して金を貢がざるを得ないのが実情だ。

ソース MSN産経ニュース 2009.2.26 19:37
URLリンク(sankei.jp.msn.com)


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