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また麻薬原料を大量押収 パキスタン人逮捕
名古屋港でヘロインなど麻薬の原料になる「無水酢酸（むすいさくさん）」が大量に
押収された事件に関連し、愛知県警と名古屋税関は、新たに無水酢酸約１・４トンを
押収していたことがわかった。警察は、パキスタン人の男１人を逮捕し、
パキスタン人２人を国際指名手配する方針。
この事件は今月１２日、名古屋港からアフガニスタンに出港予定だったコンテナの中から、
４８個の不審なタンクが見つかり、麻薬の原料となる無水酢酸、約１トンが押収されたもの。
愛知県警と名古屋税関は２４日、新たに名古屋市港区の名古屋港金城埠頭で、
パキスタンに向けて出港予定だったコンテナの中から７個の不審な燃料タンクを発見、
無水酢酸、約１・４トンを押収した。警察は、タンクを積み込んでいたパキスタン国籍の
ナジール・モハメド・フェイヤーズ容疑者（４０）を、関税法違反の疑いで逮捕した。
ナジール容疑者は「中身は知らなかった」などと、容疑を否認しているという。
また警察は、国外に逃亡したとみられる武豊町の中古車販売業の４７歳の
パキスタン人ら２人を、国際指名手配する方針。
無水酢酸の輸出先のアフガニスタンでは、麻薬ヘロインが武装勢力「タリバン」
の資金源となっていることから、警察は入手ルートの特定を急いでいる。
ソース：中京テレビ 2009-02-25 18:17
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