09/01/16 23:45:09
日本人男性教師が家族で旅行中、Greymouth で旅行者の女性を盗撮した事件で、
1月12日、クライストチャーチ地方裁判所にて、
被告(53歳)は、盗撮と、警察からの指紋提出申し入れを拒んだという罪を認めた。
事件当時、被告は家族4人で、Trans-Alpine列車の旅行を楽しんでいたが、
途中Arthur's Passにて被告夫人がトイレ休憩で下車し、夫人はそのまま列車に乗り遅れてしまった。
被告夫人を置き去りにした列車は、
その後Greymouth に到着。被告は女性が風で捲られているスカートを手で押さえている写真を
車内の観覧デッキから盗撮した疑いがもたれていた。
被告は2日間拘留された後、指紋採取の命令があったものの、それを断ったことで、その罪にも問われていたが、
被告が命令の意味を理解していなかったから断ったのだと、裁判官は認めた。
また、被告の弁護人は、裁判官に対し、被告が教師であることから、
今回犯した罪は、日本帰国後に被告の生活に大きく響いてくること、
そして厳しい処罰に処せられる旨を主張し、無罪放免を要求していた。
この事件は、国際刑事警察機構を通じ、被告が盗撮の常習犯であるかの調査も行われたが、
前科は無く、初犯であることがわかり、結果として、有罪判決にはいたらず、
罰金NZ500ドルを支払うことを命じらるのみで終わった。
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