【トルコ】 コラム:クルド労働者党(PKK)あってのエルゲネコン (トルコ Radikal紙) [09/01/10]at NEWS5PLUS
【トルコ】 コラム:クルド労働者党(PKK)あってのエルゲネコン (トルコ Radikal紙) [09/01/10] - 暇つぶし2ch2:バニーさんφ ★
09/01/12 00:05:20
(>>1から)
テロに対応して戦うには諜報活動が不可欠だった。このため、この諜報活動を満たすため、この
問題にあまり知識も経験もない組織であるジャンダルマがこの対応にのりだした。多少なりともな
にかをしようとした。

アフメト・ジェム・エルセヴェルのような、「祖国を救うライオンたち」は、この時期に登場した。PKK
のテロとの闘争がはじまったとき、彼らがはじめたやり方、または、だれにも相談せずに彼らが行っ
た手法で、彼らは脚光をあびた。ジャンダルマ諜報テロ対応部JITEM は、その時代の結果である。
「告白者たち」は、その時代の諜報活動の努力の結果である。未解決の殺人事件、ヒズボッラー、
PKKの資金源を切ろうとして結果として生まれた巨大なマフィアなどは、その時代の産物である。

現在、ススルルック事件がわからないかぎりエルゲネコンがわからないのと同様、トルコの政治を
理解するには、PKKのテロが「救国将校団」(注)の誕生に果たした役割を理解しておかなくてはな
らない。この現代の「救国将校団」は、トルコをいつクーデターが起こってもおかしくない状態にい
とも簡単に陥れたのだ。

エルゲネコン組織は、「手足となる戦士」を、あの「祖国を救うライオンたち」からえていた。ちょうど、
ススルルック(事件に関わった組織)が、特別機動隊の警察官、(民族主義者である)旧「理想の炉」
のメンバー、そしてマフィアたちのなかからその戦士たちを選んだように。

それゆえ、エルゲネコンとPKKは、ひとつのメダルの表と裏の顔である。もっといえば、PKKがいな
ければ、エルゲネコンは、もっとやりにくかったろう、戦士を見つけることも、武器をみつけることも。
しかし、エルゲネコンがなかったとしても、PKKはあった。そもそもPKKは存在し、そのPKKがまもな
くエルゲネコンを生み出したのだ。

おそらくこの現実をよくわかっていたものの筆頭に、エルゲネコン組織のメンバーたちがいたのだ
ろう。このため、今後、エルゲネコンとPKKの関係を示す直接・間接の文書がでてきたとしても驚く
には値しない。

注) 1912年に「統一と進歩委員会」を排除すべく武力を用いようとした軍人グループ。結果として
   「統一と進歩委員会」によるクーデタを導き出した。
(記事ココまで)


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