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【国内】きらら、ポーランドへ 旭川の業者が6・5トン初輸出[01/08]
旭川の輸出業者が、たいせつ農協(長田克巳組合長、旭川市)のコメ六・五トンをポーランドに
輸出した。二月上旬には現地のスーパーなどで販売が始まる。国産米の輸出は台湾や
シンガポールなどで例はあるが「ポーランド向けは全国初」(農林水産省)という。
輸出したのはサテライツ(柴野厚志代表)。二〇〇六年設立で、ネットを通じて中古車などの
輸出を手がけてきた。昨年一月、ネットで知ったポーランドの商社から日本米の輸出の依頼を
受け、地元のたいせつ農協に卸販売を打診。たいせつ農協は数年前からコメの海外出荷を
模索しており、初めての輸出が実現した。
今回輸出したのは、きらら397を主体にした〇八年産米。旭川で五百グラムごとに袋詰めされ、
昨年末に船便で苫小牧港を出発した。二月上旬にポーランドに到着し、ワルシャワのスーパーなど
四十社に売り渡される。販売価格は未定。
ポーランドでは日本食への関心が高まっており、すし店も増加。輸出したコメのパッケージには
ポーランド語で炊き方の説明などが書かれ、「たいせつ米」のロゴシールも張ってアピールした。
柴野代表は「旭川のコメは品質が高い割には価格が手ごろ。円高傾向もあるが、今後は他国への
輸出にも期待が持てる」と話す。たいせつ農協も「ポーランドで長期的な取引につなげ、
多くの人にたいせつ米の良さを知ってもらいたい」(米穀販売課特産係)と期待している。
ソース 北海道新聞 01/08 07:40
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)