08/12/31 13:21:12
ソマリアのイスラム教徒同士の衝突で死者
Somalis killed as Islamists clash
ソマリア中部の主要都市の支配をめぐって争っているイスラム勢力同士の戦闘で、少なくとも40人が死亡した。
穏健派イスラム教徒グループを自称する「アルスンナ・ワルジャマカ(Ahlu Sunna Waljamaca)」が、
強硬派「アルシャバブ」の戦闘員と戦闘を続け、他に50人が負傷している。
首都モガディシオでは、武装勢力が政府軍の基地に向けて迫撃砲を発射し、10人が死亡した。
エチオピア軍が撤退の準備をしているという混沌とした状況に加え、ソマリアの大統領が辞職したとき、
29日の暴力は発生した。
比較的新しいイスラム教徒グループであるアルスンナ・ワルジャマカは、
ソマリアの流血がアルシャバブのせいだとして聖戦を宣言した。
ワルジャマカは週末にソマリア中部の2都市を制圧し、激しい戦闘の引き金となった。
ソマリア南部の大部分は、様々なイスラム教徒とナショナリストのグループが支配している。
政府軍はバイドアと首都モガディシオの一部を支配するだけとなっている。
ソマリアのアブドラヒ・ユスフ大統領が首相との政権争いをやめた間にも、この流血事件は続いた。
大統領と首相はここ数ヵ月、イスラム教徒主導の武力抵抗を行なう穏健派と
和平協定を交渉する試みをめぐって衝突していた。
2006年、ユスフ大統領は軟弱な統治を支援するため、
隣国エチオピアから軍の派遣を要請するという不人気な決定をしたが、
この派遣はイスラム教徒の暴動の鎮圧に失敗した。
エチオピア軍は今週撤退することになっており、1991年以来有効な中央政府がないソマリア国内で
軍事力の空白の恐れが高まっている。
エチオピアの支援を受ける政府と武装勢力の戦闘は100万人をホームレスにして、
モガディシオの大部分は見捨てられた。
BBC NEWS
URLリンク(news.bbc.co.uk)
アルシャハブは比較的新しいイスラム教徒の勢力と戦闘している
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ソマリアの大統領は権力闘争の末、辞任
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