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【Technobahn 2008/12/26 21:15】自ら経営する衛星放送会社の設備を使って中東の
テロ組織、ヒズボラ（Hezbollah）系の衛星放送「アルマナール（Almanar）」の放送内容を
米国国内向けに中継した容疑で逮捕、起訴されていた米国人男性（45）の裁判が23日、
ニューヨーク州マンハッタン地区連邦地方裁判所で行われ、男は裁判の冒頭で有罪認
定を行った。
有罪判決となった場合、被告人の男は最大で6年半の懲役刑が課せられる。
被告側は当初、米合衆国憲法修正第一条「信教、言論、出版、集会の自由」を根拠に、
ヒズボラの放送を中継を行うことは犯罪には当たらないと主張してきたが、検察側は商行
為の一環で違法の犯罪行為に荷担する内容を報道することは憲法が定めた「報道の自
由」には当たらない主張してきた。
被告は政治的な目的ではなく、ヒズボラと契約を結び、商行為の一環としてヒズボラの
放送中継を行っていたとされている。
実際にこの裁判で有罪判決がでた場合、テロリストの主張をそのまま米国内で報道す
ることは違法行為になる可能性もあり、裁判の行方は注目されてきた。
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