08/12/26 23:18:00
【ソマリア海賊】ドイツ海軍がソマリア海賊を撃退、日本は護衛艦派遣を検討[12/26]
イエメン沖で25日、エジプトの貨物船がソマリアの海賊に襲撃されたが、救難連絡を受けた
ドイツ海軍が出動して撃退した。この乗っ取り未遂事件で、貨物船の乗組員1人が負傷している。
ドイツ軍の発表によると、救難連絡を受けたのは同日午前10時45分ごろ。直ちにドイツ海軍の
フリゲート艦からヘリコプターが出動し、海賊は攻撃を中止した。しかし海賊は依然として
周辺海域にとどまっているという。また、国籍不明の別の船舶からも救助要請があり、
ドイツ軍の別のフリゲート艦が救援に向かった。
国際海事局(International Maritime Bureau、IMB)は、救難連絡は近くを通りかかった船舶が
IBMに伝えたもので、IBMがこれを現場海域に展開中の欧州連合(EU)の艦隊に連絡したと発表した。
イエメン南部とソマリア北部の間に位置するアデン湾(Gulf of Aden)やインド洋の
ソマリア東部沖の主要航路では、海賊による攻撃が今年初めから110件も発生している。
こうした中、日本政府は同日、海上警備行動に基づくソマリア沖への海上自衛隊の護衛艦派遣に
ついて、具体的な検討を始めると発表した。
ソース AFP BB News 2008年12月26日 10:38
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