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■ 救済金の使い道? 言いません~公的援助受けた金融機関
連邦政府から公的資金投入による救済を受けた銀行のほとんどが、その使途に関する具体的な
情報の公開を避けている。
AP通信が、10億ドル以上の資金注入を受けた21の金融機関に対し、
「すでにいくら使ったか」
「何に使ったか」
「貯蓄としていくら残しているか」
「残金は何に使うか」
-- という4つの質問をしたところ、ほぼ全てが
「バランスシートの強化と金融収縮を緩和するためのローンの継続に使う」という一般的な答えに
とどまり、JPモルガン・チェイスが「50億ドルを非営利団体やヘルスケア会社に貸し出す」、
マーシャル&イルズリーが「175億ドルの救済金によって一時的に住宅の差し押さえを停止した」
と説明した程度だった。
情報開示しない理由を説明するところもほとんどなく、30億ドルを受け取ったバンク・オブ・ニュー
ヨーク・メロンは「開示しない方針だ」と答えた上、「詳細を公表しないということも公表してほしくな
い」(いずれもケビン・ハイン広報責任者)と要求するほど。
中には単に「使途は分からない」と答えた銀行もあった。リージョンズ・ファイナンシャルは「資金は
まとめて管理しているため、受け取った35億ドルの使われ方は把握していない」と答えた。
救済金を負担する納税者が具体的な使われ方を知りたいのは当然と思われるが、現時点でそれ
を知る方法はない。議会はこれらの資金をできるだけ早く給付するため、10月に可決した7000億
ドルの緊急救済法案に細かい規定を設けず、支給する財務省も何に使うかを銀行に尋ねていない。
* U.S. FrontLine (2008/12/23-19:01 ET)
URLリンク(www.usfl.com)
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