【ブラジル】 ブラジルは「リセッションは回避」と、イタウー銀行主席エコノミスト (サンパウロ新聞) [08/12/17]at NEWS5PLUS
【ブラジル】 ブラジルは「リセッションは回避」と、イタウー銀行主席エコノミスト (サンパウロ新聞) [08/12/17] - 暇つぶし2ch1:依頼@バニーさんφ ★
08/12/18 21:45:53
■ リセッションは回避 イタウーの主席エコノミスト

・成長率は2%に下がる 伯国は恐慌回避に貢献できる一国

LCAコンサルタント会社がブラジルは来年からリセッションに入ろうと発表したばかりだが、
「リセッションにはならない。しかしGDP成長率はわずか2%に下がろう。ブラジルは新興国の中で
も危機対策が最も整った国に属している」とイタウー銀行のエコノミスト、ウエルチ氏。NYのリー
マン・ブラザーズ、ベアー・スターンズで勤務のあと、先月イタウーグループ主席エコノミストに就
任したラ米(# 補足 =ラテンアメリカ)の専門家の言である。

イタウーによる来年のブラジル経済見通しの修正はわずかではあるが、先進諸国はリセッション
に見舞われるが、大部分の国々よりブラジルははるかに良く、世界恐慌に陥ることを回避出来る
国々である中国、ブラジル、チリ、ペルー、メキシコに連なる、とする。

ブラジルが危機に抵抗出来ることの基本的な要素として同氏は先ず、ブラジルが輸出、輸入する
産品の貿易収支の差がGDPの5%以下と小さいことを挙げる。ブラジルは一大産品輸出国で、全
輸出の60%を産品が占めているが、同時に石油精製品、米、小麦その他の産品輸入国で、輸入
全体の40%を占めている。

ブラジルはベネズエラ、チリ、ロシア、エクアドル、アルゼンチンなどの国々のようには産品輸出に
それほど依存していない。産品価格の下落で喜ぶ国々にはポーランド、トルコ、ハンガリー、チェコ、
イスラエルなどここ2年産品輸入価格の上昇で苦しんできた国々がある。

産品価格ショックは理由の半分にしか説明はならず、もう一つの重要な危機に対処できる体制が
整っているかのポイントは、ここ10年の「津波」にどう対処してきたかということである。ベネズエラ、
アルゼンチン、エクアドルはここ数年安穏だったため、経常収支資金の大部分を費消してしまった。
加えてこれら国々の首脳は前任者が実施してきた多くの構造改革を継承せず、財政拡大路線を
採り、価格コントロールだけでインフラ投資せず、気まぐれな経済介入を増やした。

チリとペルーは改革を一層深め、財政を堅固にし、低インフレと成長へ進めた。ブラジルとコロンビ
ア、メキシコもマクロ経済政策を継承したため、危機には抵抗力があろう。

総体的に新興諸国は現在の産品価格の下落の影響に比較的に対処でき、恐らく予期以上となろ
う。通貨、財政政策を慎重に維持、構造改革を進めた国々はそれを実施しなかった国々よりはる
かに良好である。

* サンパウロ新聞 (2008/12/17-**:**)
URLリンク(www.spshimbun.com.br)

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