08/12/05 13:40:23
★「マレーシアは日本より犯罪少ないはウソ」野党が指摘
【クアラルンプール】
先ごろ警察長官がマレーシアの犯罪発生率が日本や香港などに比べて
低いと発言したことについて、比較に使っている統計数字が違って
いるとして野党議員から異論が出ている。
野党・民主行動党（DAP）のプア・キアムウィー議員によると、
報告に上がっている2007年における日本の犯罪発生件数のうち76％を
窃盗が占めたが、警察長官が発表したマレーシアの犯罪件数は殺人や
強盗、傷害などの暴力犯罪だけで、窃盗や横領、文書偽造などの犯罪は
含まれていない。
暴力犯罪の発生率だけで比較すると、マレーシアの方が日本を大きく
上回る計算になる。殺人事件で比較すると、日本は10万人当たり1.09件で
マレーシアは1.62 件、強姦事件は日本が2.12件でマレーシアは11.47件、
強盗事件は日本が4.69件でマレーシアが88.76件 といずれもマレーシア
が日本を上回っているという。
ムサ・ハッサン警察長官は、マレーシアの犯罪発生率は人口10万人当たり772件で、
▽香港（1,166件）▽日本（1,569件）▽豪州（4,270件）▽ローマ（8,341件）などと
比べて少ないと発言していた。
(南洋商報、星洲日報、12月３日)
2008/12/04 18:12 JST配信
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