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★ビル・ゲイツ氏、米政府の「ビッグスリー」救済に苦言
【12月4日 AFP】
米ソフトウエア大手マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏は、
米自動車大手3社(ビッグスリー)の経営トップの公聴会を翌日に
控えた3日、米CNNテレビで、投資家も手を出さないクライスラー、
フォード、ゼネラル・モーターズ(、GM)の救済に米政府が動いて
いることに疑問を呈した。
深刻な経営危機に陥っている3社は、公聴会で総額340億ドル
(約3兆1500億円)の再建計画の承認を求め、政府につなぎ融資を
要請する。
これについてゲイツ氏は、投資家が3社のビジネスモデルやコスト
体質を問題視するなかで、なぜ政府だけが救済に踏み出すのかと
問いかけた。また、公的資金を投入すれば本当に望ましい効果が
得られるのか考える必要があると述べ、政府は3社の再建計画を
詳細に確認するべきだと語った。
またゲイツ氏は、来年1月に就任するバラク・オバマ次期米大統領は
大規模な経済刺激策を行うべきだが、その際、企業が野放図な投資を
始めないよう配慮が必要だと述べ、さらに景気後退から脱した米国が
より良い未来に向かうために科学や教育分野への投資も忘れては
ならないと強調した。(c)AFP
* 2008年12月04日 20:27 発信地:ワシントンD.C./米国
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