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国境警備隊、カンガルーの「出国」を阻止 ポーランド
2008年11月27日 23:02
【11月27日 AFP】
ポーランドで、カンガルーやポニー、クジャクなどをウクライナに密輸しようとしていた旅客バスを、
国境警備隊が摘発した。同警備隊の広報担当官が27日、事件を発表した。
これによると、一見したところ、定員30人程度のごく普通のバスで、何ら問題はないようだったが、
警備隊員が荷物用トランクを調べたところ、小型のカンガルー2匹、ポニー5頭、
クジャク11羽がかごに入った状態で見つかり、警備隊員らは驚愕したという。
カンガルーとポニーは体長50-60センチ程度での小型種で、ポニー1頭は妊娠しているとようだったという。
ウクライナ人のバス運転手は、ワルシャワ(Warsaw)でまったく知らない人物から自分宛てに「荷物」が届き、
ウクライナのリビウ(Lviv)に住む人物へ手渡すよう依頼されたと説明。
違法行為をしている意識はまったくなかったと弁解した。
保護された動物たちは獣医の検査を受けた後、国境警備隊から餌をもらうなどしており、
健康状態は良好だという。今後は、適切な施設に引き渡される予定だ。(c)AFP
AFPBB News
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