08/11/27 20:30:33
■ ロシア法務省、56の宗教関係中央団体を解散へ 混迷広がる
【CJC=東京】
ロシア法務省が10月半ば、宗教関係中央団体56を、手続き不備を理由に解散団体として
発表したことから混迷が広がっている。
宗教関係の中央組織は562あるとされ、その半数以上の309団体がロシア正教会関係と見
られているが、解散予定とされた56団体は、アルメニア使徒教会、カトリック、プロテスタント、
ネストリウス派、イスラム、仏教関係のものが多く、正教会関係は含まれていない。
モスクワにある『法と正義・スラブ・センター』は、正教会関係の団体には事前に注意がおこ
なわれていたのではないか、と推測する。総主教座の対外教会関係部門のフセフォロド・
シャプリン副部長は、系列団体の2007~08年度認可申請に、法務省が「コメント」していた、
と言う。ただその時期や、文書によるものか、口頭か、といったことには触れなかった。
正教会系列の団体には、事前に注意が行なわれ、その結果、解散リストにははいらなかっ
たのだとすると、これはその他の団体に差別扱いをしたこととも見られる。1993年の憲法で
は、全ての宗教関係団体を平等に扱う、と定めている。
* Christian Today (2008/11/24-**:**)
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