08/11/26 19:13:21
★仏 公共放送の広告廃止に抗議
フランスのサルコジ大統領が、メディア改革の一環として来年以降の
公共放送の広告の廃止を打ち出したことに対して、職員らによる抗議
のストライキが行われ、一部のニュース番組などが放送されませんでした。
メディア改革を推し進めるサルコジ大統領は、受信料と広告収入で
運営されている公共放送「フランス・テレビジョン」について、広告主の
意向に左右されない放送をするためだとして広告を廃止する方針を
打ち出しています。
これに対して25日、「フランス・テレビジョン」の職員らおよそ
4000人がパリのエッフェル塔の前で抗議デモに参加しました。
また、同時に行われたストライキの影響でニュースなどの生番組が、
一部放送されなかったり、時間が短縮されたりしました。
「フランス・テレビジョン」の広告は、予算の30%を占めるおよそ
8億ユーロ、日本円で1000億円近い収入をあげていますが、
政府は来年1月からまず夜8時以降の広告を廃止し、2011年からは
全面的に広告をなくすとしています。
これに対して労働組合では、収入減による放送の質の低下や職員の
失業を招くおそれがあるとして、抗議活動をさらに強めていく方針です。
11月26日 6時33分 NHKニュース
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