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■ 将来、天然資源を巡り中印関係悪化の恐れも
エネルギーや水などの天然資源を巡り、将来、印中関係に亀裂が入る可能性があると防衛
アナリストの第一人者が指摘、インドにとって核抑止力は不可欠だと訴えた。
著書「India's Nuclear Policy(インドの核政策)」の出版記念パーティーにおいて、バーラト・カ
ルナド氏は、中国がブラマプトラ川の上流であるチベットのヤルツァンポ川の流れを変えようし
ているために、印中が衝突する可能性は排除できないと発言した。
カルナド氏は、ブラマプトラ川の主要な支流であるヤルツァンポ川の流れが制限されれば、西
ベンガル州及び北東部の州において水資源が枯渇する恐れがあると指摘した。また同氏は、
エネルギーを始めとする天然資源を巡る利権の衝突により、印中関係が悪化する可能性が
あると語った。
カルナド氏は、インド政府が設立した国家安全保障会議の初の諮問委員会のメンバーである。
また同氏は、核政策策定グループ、防衛戦略の見直しを図る対外及び科学技術安全保障グ
ループのメンバーでもある。
「India's Nuclear Policy」の出版は17日インド商業会議所でP・K・アイアンガー元原子力委員長
によって発表された。
アイアンガー氏は、インドは天然ウランを燃料とした原子炉を開発するだけの技術力を持つと
主張、原子力供給国グループ(NSG)によるインドへの核燃料供給に合意したことを歓迎すると
語った。
* インド新聞 (2008/11/19-18:38)
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