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精子提供者が激減、匿名で提供できなくなったことが原因か-英国
【ロンドン 11月13日 IANS】
精子提供者(ドナー)たちはどこへ行ってしまったのだろうか
―英国では、ドナーの匿名性が廃止された2005年4月以降、
ドナー不足が深刻化しているという。
ドナーの精子から生まれた子どもたちにとって、提供者が匿名で
なくなったことは喜ばしいことかもしれない。18歳になった時点で
実の父を捜すことが可能になるからだ。
これがドナーの数が激減した要因となった可能性があるとみる専門家が、
ドナーの人数を回復するため数多くの対策を英学術誌『British Medical
Journal』上で発表している。
対策を発表したのは、英アバディーン大学に拠点を置く団体「British
Fertility Society(BFS)」の代表を務めるマーク・ハミルトン氏と
Allan Pacey氏。
両氏によると、精子提供を必要とする患者は年間で約4000人。こ
の需要をすべて満たすには、年間で約500人のドナーが新たに必要になるという。
ヒト受精・胚機構(HFEA)へのドナー登録者数は1996年、403人だった。
しかし、2004年には247人に減少してしまったという。
この数値は2006年には307人へと回復したものの、精子の提供を受けられる
女性は減っているという。ドナーの精子で治療を受けた女性は、2005年の
2727人から翌2006年には2107人へと減少したという。
精子提供をめぐる現在の仕組みでは、ドナー1人の提供回数は10回までに制限
されている。これについて「はっきりした根拠に基づく数値ではない」とする
ハミルトン、Pacey両氏は「もっと精子を共有できる仕組みにすべきだ」と
強く訴えている。(c)IANS
2008年11月16日16時00分 / 提供:Web-Tab
URLリンク(news.livedoor.com)
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