08/11/12 22:57:43
IMFに外貨準備から10兆円 金融サミット、日本が拠出表明へ
日本政府は主要国と新興国が14日から米ワシントンで金融危機対策を協議する
首脳会議(金融サミット)で、国際通貨基金(IMF)向けに日本の外貨準備の
一部、最大10兆円規模の資金拠出を打ち出す方針だ。IMFの新興国向け緊急
支援融資の拡大を後押しする。
外貨準備を活用したIMFへの資金協力は麻生太郎首相がサミットで表明する
金融危機対応策の目玉の1つ。日本が後ろ盾となることでIMFによる積極的な
新興国向け融資を促し世界経済の安定に貢献する狙いだ。
IMFが資金不足に陥った場合、緊急融資などの原資を円滑に調達できるよう、
日本の9800億ドル(約98兆円)に上る外貨準備から一部をIMFに貸し付ける
考えを示す。拠出金額は未定だが、外準の1割程度の10兆円規模になる公算がある。
サミットでは、日本と同様に潤沢な外貨準備を抱える中国や中東産油国にも
資金拠出を呼びかける方針だ。 (22:40)
日本経済新聞
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