08/11/09 08:09:00
■ 映画「ムスタファ」について文化観光相がコメント「気に入らない人は見に行かなければ良いだけ」
文化観光相であるエルトゥールル・ギュナイ氏は、ジャン・デュンダル氏がシナリオを書き、
監督を務めた映画「ムスタファ」に関し、「今だにムスタファ・ケマルは、批判されるいかなる
側面も持たない、少々超越した存在のごとく、教科書に書いてあるように語られることが望
まれている。しかし彼もまた一人の人間だったことは疑いのないことだ」と述べた。
ギュナイ氏は、この映画が、アタテュルクを「ほとんど神格化」している一部の層で議論となっ
ていることを明らかにし、以下のように述べた。
「アタテュルクにだって喜び、悲しみ、希望、挫折、怒りがあったでしょう。アタテュルクがした
たくさんの正しい業績のそばに、もしかすると時に一部の人に相反するような、一部の人は
そのように受け取る可能性がある、不当行為もあるのでしょう。60年近くの人生の中で、
しかもかなり危険で、論争の多い、闘争の人生の中で、この種のことはしごく自然なことです」
これからは自由な研究がなされる必要があると述べたギュナイ氏は、「 (映画を) 気にいる人
は気にいるでしょうし、気に入らない人は気に入らないでしょう。行きたいと思う人は映画館に
行くでしょうし、観たくないと思う人は行かないでしょう」と話した。
(翻訳者:近岡由紀)
* 東京外国語大学 - 日本語で読む中東メディア (2008/11/07-Milliyet紙)
URLリンク(www.el.tufs.ac.jp)
* ソースのソース トルコ Milliyet紙
URLリンク(www.milliyet.com.tr)
* この話題の流れがよくわからない人向けかもしれない記事
話題の映画「ムフタファ」をお気に召さない人たち - Yeni Safak紙
URLリンク(www.el.tufs.ac.jp)
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