08/11/07 13:09:37
■ Ataol Behramo?lu コラム:訪問中の東京より
遅くとも金曜の昼までに送らなくてはならない土曜日のコラムを、通常私は木曜日に書いて
いる。金曜日まで残しているのは非常に珍しい。今回の金曜はといえば、午前にしかもリラッ
クスして書いている…。というのも、トルコでは今頃は真夜中であることを知っているので気楽
なのである…。国際東京ポエトリー・フェスティバルの招待客としてやってきた日本は、トルコ
より7時間進んでいる。単に時間の点だけからだけだろうか?これは全く別の問題である。
日本の文学、芸術、文化そして人々をあまりに知らなかったということを、ここに来てさらによく
判った。この不足を埋める必要があると感じた。日本が重要な国であることは皆が知っている。
しかし、この非常に異なる国を、日本に関する何らかの問題の専門家以外、どれほど知って
いるのかは疑わしい。
日常生活ですぐ目につくことは、諸外国での好奇心旺盛な日本人観光客の姿とは無縁の、
穏やかで信頼でき、内省的で、飾り気はないが非常にきちんとした身なりの、信じられない
くらい丁寧な人々の集団である。初めて訪れた日本をこの点で非常に好ましく思ったといえる。
我々(社会)の混沌とした様、またトルコの人々の間にある無音か騒々しさという両極、しかし
常に緊張を強いられる闘いのような雰囲気を後にして、1億 2千万人の日本の総人口のうち、
1,300万近くの人口を擁する、この最も過密な都市で(首都東京において)、信じられないほど
の快適さと心の安らぎを感じた。
12時間の飛行を経て到着した日にその足で、在日本トルコ大使のセルメト・アタジャンル氏に
より、トルコを発つ前に電子メールで送られてきた丁寧な招待によって、大使館での共和国記
念日のレセプションに出席した。サロンや中庭は来賓の人々で溢れかえっていた。トルコに関
係のある歴史家、新聞記者、芸術家、作家、またその他職業の多くの日本の知識人と立った
まま挨拶を交わした。我が国へのこうした関心が私を驚かせなかったと言えば嘘になるだろう。
しかし、我が国はこの関心に全く気付かず、日本を評価することもできない。またしても全く別
の問題である…。
(一旦切ります、続きは>>2くらい)
* 東京外国語大学 - 日本語で読む中東メディア (2008/11/03-Cumhuriyet紙)
URLリンク(www.el.tufs.ac.jp)
* ソースのソース - トルコ Cumhuriyet紙 (2008/11/02-**:**)
URLリンク(www.cumhuriyet.com.tr)
* 関連情報
詩人アタオル・ベフラモール来日記念イベント「詩を読む、生を語る」
URLリンク(www.mogra.net)
東京ポエトリー・フェスティバル2008
URLリンク(www.tokyopoetry.net)
* 依頼頂きました
スレリンク(news5plus板:225番)