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「オバマ氏は日焼けしたいい男」、ベルルスコーニ伊首相また失言
失言癖で知られるイタリアのシルビオ・ベルルスコーニ首相が6日、バラク・
オバマ次期米大統領について、「若く、ハンサムで、よく日焼けしている」と評し、
国内左派議員らの激しい批判を浴びている。
ロシア訪問中のベルルスコーニ首相は、モスクワでドミトリー・メドベージェフ
露大統領と行った経済協議後の共同記者会見の席で記者の質問に答え、
「(オバマ氏とメドベージェフ氏は)良い関係を築けるはずだ。気が合いそうなことろが
たくさんある。オバマ氏は若いし、ハンサムだし、その上よく日焼けしているからね」と
述べた。
この発言に対し、イタリア最大野党・民主党のダリオ・フランチェスキーニ副書記長は、
「侮辱と取られかねない危険な発言」だとして、直ちに謝罪するようベルルスコーニ
首相に求めた。また、首相は「あらゆる場面で自身のコントロールができていない。
自分の発言が世界におけるイタリアのイメージを汚していることを忘れている」と強く
批判した。
ベルルスコーニ首相は「ほめ言葉のつもりだった」と反論している。首相は常に肌を
焼いており、美容整形や植毛をするなど身だしなみに気を使っている。と同時に、
政治的に問題のある発言や失言癖でも知られている。
* 2008年11月07日 12:44 発信地:ローマ/イタリア
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