08/11/05 19:45:50
来日したラブロフ・ロシア外相は5日、都内で講演し、
日ロ関係について「双方に受け入れ可能な平和条約を目指す真摯(しんし)な気持ちがある」と述べ、
経済協力などを通じて両国関係を進展させる中で、北方領土問題など懸案事項の解決を目指す姿勢を示した。
同外相は、「積極的な政治対話が行われ、貿易額も今年は300億ドルを超えるなど、
最近の日ロ関係は大きな進展がみられる」と指摘した。
その上で「首脳レベルで達成した合意に基づき、多面的な関係を発展させる中で、
日ロ関係は質的に新しい段階へ引き上げられると確信している」と強調。
こうした動きを通じ「平和条約を含む極めて難しい問題の解決策を見いだすことができる」と述べた。
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