08/11/05 17:55:44
米軍早期撤退の公約守って イラク市民、期待の声
【カイロ5日共同】
米大統領選で、イラクからの「16カ月以内の米軍戦闘部隊撤退」を公約と
していた民主党のオバマ上院議員の勝利をイラク市民はこぞって歓迎、
オバマ氏が公約を果たすよう求めている。
市民の多くはイラク戦争後の米軍駐留を「占領」と受け止め、治安悪化の原因と
理解、米軍撤退が民生安定につながると考えている。このため首都バグダッドでは
「早期撤退の公約を守って」(会社員サミ・アブドラさん)という声が圧倒的だ。
ハーシム・タイエ連邦議会議員は、イラン情勢などを念頭に「米国は武力ではなく、
対話を通じた紛争解決を図ってほしい」と期待を話した。
イラク政府は現在、2011年までの米軍駐留を可能にする地位協定締結を米政権と
交渉中。バグダッド大のカウセル・ルバイエ教授(政治学)は「民主党政権は
イラクの主権をより認める姿勢とみられ、イラクに有利になった」と分析した。
2008/11/05 17:08 【共同通信】
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