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同性婚の禁止、支持が優勢 カリフォルニア州住民投票
米大統領選と同時に、同性婚の禁止や中絶可能時期の見直し、薬用マリフアナの
是非などについて、各州で住民投票が実施された。カリフォルニア州では、
結婚を男女間のみと規定する、同性婚禁止条項「プロポジション８」が投票に
かけられ、開票率５６％で賛成が５３％と、反対の４７％を上回っている。
カリフォルニア州では今年６月から、最高裁の判断に基づいて同性婚を認めており、
有名人を含めた多くの同性カップルが結婚証明書を受け取っている。しかし、同性婚を
反対する声も根強く、「プロポジション８」が住民投票にかけられた。この条項が
可決されれば、州憲法が改正され、結婚は男女間に限られることになる。
同州ではまた、未成年者の人工妊娠中絶に制限を加える「プロポジション４」が住
民投票にかけられているが、こちらは開票率５４％の段階で反対が５３％と、
賛成の４７％を上回っている。
カリフォルニアのほか、アリゾナ州でも同性婚を禁止する「プロポジション１０２」が
住民投票にかけられ、開票率９７％で賛成が５６％と、反対の４４％を大きく上回り、
成立する見込み。フロリダ州では同様の条項が開票率９９％で賛成６２％と、反対の
３８％を大きく上回り、成立が確定した。
アーカンソー州では同性カップルが養子を迎えることを禁止する条項が住民投票の
対象となり、開票率９０％で賛成５７％、反対４３％と、成立が濃厚となっている。
2008.11.05 Web posted at: 17:31 JST Updated - CNN
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