08/10/23 15:26:42
ハンガリーからロシアに濃縮ウラン秘密輸送 核兵器6個分
東欧ハンガリーの首都ブダペストにある研究用原子炉から取り出された核兵器6個分の
濃縮ウランが、複数の交通機関でロシア国内の施設に秘密輸送された。輸送を監督した
米エネルギー省関連機関、米国家核安全保障庁(NNSA)の関係者が22日、輸送完了
の通知を受けて明らかにした。
輸送は厳戒態勢で実施された。341ポンドのウランを耐放射線容器13個に収め、
地中海とイギリス海峡、北海を経由し、ロシア唯一の核物質取り扱い港であるムルマン
スクまで3週間かけて海上輸送。さらに鉄道でシベリア・マヤックにある核施設に陸路
輸送した。
原子力の平和利用推進を目的にロシアや米国が実施する濃縮ウラン輸送は、旧ソ連時代の
1950年代から行われているが、今回の輸送は過去最高規模。ブダペストを含む世界
各地の原子炉の多くは警備体制に問題があり、核物質がテロリストの手に渡る恐れがある
として、米ロは各地で使用済み核燃料の回収を進めている。
NNSAは2005年以来、十数カ国の研究用原子炉から、米国由来の濃縮ウランを
15回回収した。ロシア由来の濃縮ウラン回収にもこれまで3回関与し、チェコと
ラトビア、ブルガリアからロシアにウランを輸送した。
2008.10.23 Web posted at: 15:17 JST Updated - AP
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