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米サイエントロジーへのサイバー攻撃、10代少年が犯行を認める
米ロサンゼルス司法当局は17日、今年1月に起きた新興宗教団体サイエントロジー教会の
ウェブサイトへのサイバー攻撃について、ニュージャージー州の18歳の少年が犯行を
認めたことを明らかにした。
ロサンゼルスの連邦地裁によると、少年は「Anonymous(「匿名」の意)」として
知られる正体不明のインターネット集団の一員。この集団は、これまでにも
サイエントロジーに対し何度も抗議活動を行っており、少年もその一環として
サイバー攻撃を行ったという。
少年は、サイエントロジーのウェブサイトに対し、分散サービス妨害(Distributed
Denial of Service、DDoS)と呼ばれるサイバー攻撃を行った。DDoS攻撃とは、
多量の有害トラフィックでウェブサイトに過剰な負荷をかけ、一般のユーザーが
利用できなくなるようにする攻撃。
ロスの司法当局が発表した声明では、少年はニュージャージーの裁判所で
「数週間以内に」正式に有罪を認める見通しだという。有罪になれば連邦刑務所で
最高で10年服役する可能性がある。
サイエントロジーは1954年にSF作家、L.ロン・ハバートによって創設され、
トム・クルーズなどのハリウッドスターもメンバーとして知られている。
* 2008年10月18日 19:41 発信地:ロサンゼルス/米国
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