08/10/18 18:14:05
ユーロ導入に伴う低金利が不動産価格270%上昇(スペイン)を生んだが……
ついに「ローン売春」まで登場!?米国の上を行く住宅バブル崩壊の惨状
では、10年間の住宅バブル崩壊によって、市民たちの間で、何が起きているのか。
特に、陶酔生活から目が覚めたスペインでは、国民に持ち家購入を無理して急増させた
結果として、住宅ローンを含めた家計の債務水準が高くなった。資産価値が上昇することを
見込んでローンを組んでいたので、価値の下落は市民生活に重くのしかかる。それを物語る
現象が起きている。
筆者は、窮地に陥ったあるスペイン人女性ネレイダさんと話す機会があった。住宅2軒を
購入し二重のローンを抱えている彼女は、バブル崩壊から抜け出せず、売春を余儀なくされ
たのだった。同国では売春が合法であるため、手っ取り早い方法として選ぶ人が多いという。
ネレイダさんが言う。
「4時間で1000ユーロ(約14万円)を稼ぐこともできる。多い日では、
1500ユーロにもなるんです」
格差社会が顕著化しているこの国では、バブル崩壊の影響にも打ち勝つ上流階級や、
ロシアや中国の成り金で溢れている。だが、相手は必ずしも彼らではないようだ。
「ここは、サッカー大国です。場合によっては、世界のスター選手と一夜過ごすことで、
これを切り抜けることも可能です。この国には、世界長者番付で十指に入る選手が
たくさんいますから、高いお金を払ってくれる人は見つけやすいのです」
もう1人の女性、シルビアさんも同様だった。バブル期にバルセロナでマンションを購入。
住宅価格が最頂点に達した時点で古い家を売り払って、新しく購入した家の支払いに充てる
つもりだった。しかし、バブルは弾け、ダブルローンに。
「売春は、趣味でやっているのではありません。大借金を返さなきゃならないんです。
私は、経済的必要性のため、男の人たちは、性的必要性のためと割り切っています」
セックスと引き換えにアパート代無料
世界的バブル崩壊を経験しているスペインとは正反対なのが、隣国フランスである。
この国では、いまだ住宅ブームが続き、価格は緩やかながらも上昇を続けていること
は先述したが、住宅高でアパートを借りることさえできない大学生たちが後を絶たない。
「セックスと引き換えにアパート代無料」という怪しげなビジネスも横行しているくらいだ。
無料で住めるはずのないパリ中心部にあるアパートだが、地主たちは金のない女性たちの
弱みにつけ込んで、「月2、3回セックスしてくれればOK」というふしだらな要求を
突きつけるのである。
人の生活の基本となる場である住宅をめぐって、こうした現象が起きてきているのは
まさにバブル崩壊前の兆候といえるのかもしれない。
このように、欧州諸国はバブル大崩壊に直面している。とりわけ、住宅をめぐる市民レベルの
地盤沈下は、巨額の公的資金が注入された米国以上のものになる危険性をはらんでいる。
(抜粋。全文はリンク先を読んでさい。)
2008年10月17日(金)0時0分配信 SAPIO
URLリンク(news.nifty.com)
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