08/10/18 14:54:48
比女性の不法就労関与、倉田議員の元秘書を強制捜査へ
自民党の倉田雅年衆院議員(比例東海)の元公設秘書(59)が、災害復興支援を
目的としたチャリティー名目で、短期滞在ビザで入国したフィリピン人女性を
不法就労させていた疑いが強まり、静岡県警は週明けにも入管法違反(不法就労助長)
容疑で強制捜査に乗り出す方針を固めた。
捜査関係者によると、元公設秘書は、チャリティーコンサートへの出演名目で
来日したフィリピン人女性を会場に派遣する団体「未来チャリティー実行委員会」の
事務局を務め、今年5月にNPO法人「MIRAI」(静岡市葵区)に衣替えした
際にもかかわった。
実行委員会は2005年頃から、チャリティー活動と称し、フィリピン人女性を
興行ビザではなく短期滞在ビザで入国させ、身元保証人となったうえ、運営に
かかわる飲食店に派遣。ダンスや歌を披露させたり接客させたりして、女性に
報酬を支払っていた疑いがもたれている。
県警は9月末、NPO法人が運営にかかわる浜松市南区の飲食店経営者を
風営法違反(無許可営業)容疑で逮捕。経営者は入管法違反容疑で再逮捕された。
飲食店の売上金の一部は謝礼金などとして元公設秘書が受け取ったとみられる。
倉田議員自身は読売新聞の取材に、不法就労事件への関与を否定している。
(2008年10月18日14時33分 読売新聞)
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