【アイスランド】 「火事?泥棒?ただの箱の方が銀行よりも安全だわ。」 - 現実としての金融危機 [08/10/14]at NEWS5PLUS
【アイスランド】 「火事?泥棒?ただの箱の方が銀行よりも安全だわ。」 - 現実としての金融危機 [08/10/14] - 暇つぶし2ch1:バニーさんφ ★
08/10/15 22:18:16
◆ パニック ― アイスランドの銀行カウンターで

アイスランド経済の奇跡は、銀行システムの崩壊と共に終わりを告げた。今、この国は現実として
の国家破産の危機に直面している。

インテリアデザイナーの Hanna Hrefnudottir さんにとって、一日の始まりは順調ではなかった。
Hrefnudottir さんは取り付け騒ぎの行列に並ぼうと、首都レイキャヴィクのグリトニル銀行に行き、
カウンターには一番始めに着くことに成功した。カウンターが開くと彼女は行員に懇願したり口論
したりしして掛け合ったが、無駄だった。全く現金を引き出すことができなかったのである。
「1クローナも引き出せないのよ!」と彼女。

43歳の Hrefnudottir さんが普通預金口座から下ろそうとしたのは50万クローナ(ほんの2ヶ月前
の為替レートでは4000ユーロだった)、米ドル口座から下ろそうとしたのは6万ドル。「お金を家に
持って帰らないと!」彼女は言う。
「政府が言ってることなんて一つも信じられないわ。何もかも嘘ばっかり!」

彼女は4人の子供と自分の仕事のため、長年にわたってお金を貯めていた。ごく普通の、金利は
政府が決める普通預金口座に預金して、リスクの高い投資には全く関わらなかった。とにかく安全
第一だったのである。その結果がこれだ。

Haarde 首相が先週月曜日に初めてテレビの全国放送で演説をして国家破産の可能性について
述べたので、 Hrefnudottir さんはすぐに行動に移したのだ。それから彼女は毎日、なんとかして
現金を引き出そうとしている。ある日銀行は1000米ドルを支払った。別の日にはようやく1万9000米
ドルを下ろす事ができた。他の日は今日のように全く現金を引き出せずに手ブラで家に帰った。

これからどうなるのか誰にもわからない。家族のほかの人の口座に預金を移したり、別々の銀行
の引き出しカウンターに行ったり。できることは全てやってみるが何もかもうまく行かない。

だからといって Hrefnudottir さんは明日も銀行に行かないわけにはいかない。そして明後日も。
とにかく預金を全部下ろして現金を自宅の金庫にしまうまでだ。彼女は大きな箱を家に用意して、
これを「大きくて安全な金庫」と呼んでいる。泥棒や火事の危険なぞ気にしない。
「箱だって何だって銀行より安全だわ。」
(一旦切ります、続きは>>2くらい)

* SPIEGEL ONLINE (ドイツ 2008/10/13-**:**)
Panic at Iceland's Banking Counters
URLリンク(www.spiegel.de)

* 翻訳・依頼頂きました
スレリンク(news5plus板:453-458番)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch