【イギリス】「ミック・ジャガーは若者の代弁者ではなく資本主義者」、英歴史家が発表 [10/10]at NEWS5PLUS
【イギリス】「ミック・ジャガーは若者の代弁者ではなく資本主義者」、英歴史家が発表 [10/10] - 暇つぶし2ch1:不思議の国のありすφ ★
08/10/10 19:53:46
「ミック・ジャガーは若者の代弁者ではなく資本主義者」、英歴史家が発表

「スウィンギング・ロンドン(踊るロンドン)」と呼ばれた1960年代の英国ポップカルチャーを
代表するジョン・レノンやミック・ジャガーは、変化を求める若者の代弁者などではなく、
利口な資本主義者だった―。ケンブリッジ大学(Cambridge University)で英国現代史を教え、
「Youth Culture In Modern Britain, c.1920-c.1970.(現代英国の若者文化 1920-1970)」の
著者でもあるデービッド・フォーラー氏が9日、こんな研究結果を発表した。

フォーラー氏によれば、「スウィンギング・ロンドン」は普通の人の経済力を越えており「若者の
黄金期というより、社会的エリートによる富の称賛」だったという。「1960年代は英国の若者文化が
開花した時代と見られているが、むしろ多くの点で若者文化が崩壊した時代だった」とし、
「ビートルズのようなグループは音楽業界を通してお金儲けに興味を持った資本主義者だった。
彼らは1990年代のスパイス・ガールズと同様に若者たちの興味を表現していた」と述べている。
フォーラー氏は、ミック・ジャガーが「ある世代の代弁者か」という質問をされたとき、
自分はただのミュージシャンだと答えたことも指摘した。

さらに同氏は、より革新的な若者の運動は第一次世界大戦と第二次世界大戦の間に見ることが
できるとして、ほとんど知られていないケンブリッジ大学の学生だったロルフ・ガーディナーの
名前を挙げた。若者はより自由に自分たちを表現し、年輩者にも立ち向かうべきだというドイツの
若者文化の考え方に魅了されていたガーディナーは肉体労働や農村の復興を擁護し、「自然への回帰」
を表現するためケンブリッジのカム川で裸になって水浴びを行ったこともあるという。

「本来の若者の運動は、浪費や消費主義だけではないことは忘れられがちだ。ガーディナーのような
人々は真の文化の破壊者、ポップカルチャーが誕生する前に存在したポップスターだった。ガーディナー
が、英国の若者にアイデンティティーという概念を与える上で及ぼした影響力を見れば、彼はミック・ジャガー
と同様に重要な人物だと言える」(フォーラー氏)

フォーラー氏によれば、1960年代が若者文化の夜明けだと考えられている理由は、第二次世界大戦後、
英国人全体がそれまでの暮らしを忘れてしまったかのように英国の社会が大きく変わったからだという。
ビートルズやローリング・ストーンズのようなグループは、この時代の変化を利用した。そして彼らが
一般的なファンの生活レベルからかけ離れてしまったことは、豪邸に暮らすようになったことに表れて
いる。そしてロンドンのポップカルチャーと呼ばれる現象も、多くの若者の経済力を越えていたのだ。
フォーラー氏は次のように述べている。「今、スウィンギング・ロンドンは若者文化の象徴として
考えられているかもしれない。しかし実際には、それを楽しむだけの経済力があった社会的エリートの
ための文化だったのだ」

* 2008年10月10日 19:38 発信地:ロンドン/英国
URLリンク(www.afpbb.com)

関連スレ
【イギリス】「ビートルズは英雄でない。当時の文化の最先端にいたわけでもない」歴史学者が批判的見解 [10/10]
スレリンク(news5plus板)l50



レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch