08/10/03 03:43:50 CBOUWcc/
特派員メモ ソウル ヒゲの日韓論
韓国駐在して2年半になるが、韓国人に間違われたことは一度もない。それは、鼻ヒゲのせいだ。
「日本人でしょう?」 「分かりますか?」 「ヒゲがあるから」。こんな会話を100回以上した。
ところが、なぜヒゲ=日本人なのか、納得いかない。たまにしつこく追求してみる。「韓国人も生や
さないの?」 「毛が薄くて生えない」 「でも、毛深い人もいる。それに、朝鮮時代は鼻もアゴもヒ
ゲだらけの人がいた」 「あれは昔の話」 と、だんだんつじつまが合わなくなり、最後は「韓国人
には似合わないの!」とけむに巻かれる。
どうも有力そうな説は「植民地時代の記憶」だ。日本の憲兵や警官の悪いイメージが戦後、「ヒゲ
はダメ」定着したというものだ。
と思っていたら最近、このヒゲ環境に異変が起きている。先日は「ヒゲ、お似合いですね」と初めて
言われて耳を疑った。会合で同席した韓国人学者が同じヒゲなので、「日本人に間違えられません
か?」と聞くと「そりゃ毎日のように。でも私のスタイルですから」と笑った。