08/09/21 09:56:08
通話モードの携帯電話をズボンのポケットに入れておくと、精液中のフリーラジカルが増加し
、精子の運動量などが落ちて精子の「質」が低下するとの研究結果を、米国の研究者が18日に発表した。
クリーブランド・クリニックのアショク・アガーワル氏が率いる研究チームは、
男性32人から提供を受けた精液をそれぞれ、同一人物のものを2グループに分け、ひとつを携帯電話の近くに置いた。
携帯電話との距離は、ズボンのポケットに電話機を入れてハンズフリーで通話する状態を想定した2.5センチに設定。
米国でもっともよく使われている周波数850MHzの電話機を使い、通話モードで1時間にわたって精子を置いた。
その結果、人間の体内でさまざまな病気に関与するフリーラジカルの量が携帯電話の近くにおいた精液内で85%も増加。
精子の運動性や活動力も低下したことが判明した。
アガーワル氏は、今回の実験では実際の人体とは異なり、
携帯電話の電波にさらされた精液は皮膚や骨、組織などに覆われていないため、さらなる研究が必要だと指摘。
しかし、これまでの研究で、1日に4時間以上にわたって携帯電話を使う男性はこの時間以下しか使わない男性に比べて、
精子の質が著しく低下していたことが分かっているとして、
携帯電話の電波が何らかの影響を与えている可能性があるとしている。
URLリンク(www.cnn.co.jp)