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今年6月、アメリカのニュージャージー州で「街で忍者を見た!!」という目撃情報があり、
付近の複数の小学校が一時閉鎖される事件が起きた。なんともキテレツな話だが、忍者の
正体は近所の中学で行われる仮装大会に遅刻してウロウロしていたキャンプ生活の指導員
だったというオチ。
ちなみにその時の彼の服装は、黒い空手着にプラスチックの刀を装備。そんなお粗末な
コスプレで、アメリカ人たちは大騒ぎするの? そんなに忍者が恐いのだろうか?
「アメリカ人は忍者のことを、ニヒルなアンチヒーローだと思ってるよ。見えないほどの
スピードで動き、鍵がかかってる場所にも簡単に入っちゃう。そして標的をカタナで暗殺
しちゃうんだから、やっぱり怖いよね」(29歳男性・アメリカ人)
ちょっと忍者が大変なことになっているような気がしないでもありませんが…。
ここは忍者界のカリスマに話を聞くしかない! というわけで、かつて忍者ドラマ『影の
軍団』の服部半蔵役で忍者ブームを起こし、『キルビル』など数多くのハリウッド作品に
出演している俳優の千葉真一さん(現在はJJサニー千葉に改名)に、アメリカの忍者事情
について伺いました。
「ほとんどのアメリカ人は、本当の忍者がどういうものなのかを知らないですね。超人、
格闘家、殺し屋、ヒットマン…そんなイメージでしょうか。数あるアクションヒーローの
ひとりという感じです。舞台が現代のものも多いですし、衣装も歌舞伎のようでした。
なんといっても、派手なスタントが好きな国ですから。長い日本の歴史の暗部で、
諜報活動や暗殺を中心に命をかけて戦ってきた本物の忍者とは程遠いイメージですね」
そういえば、アメリカで放映されていた『ミュータント・ニンジャ・タートルズ』も
舞台は現代だし、忍者とは思えない姿で、エイリアンと戦っていたなぁ。
「やはり本当の忍者の姿を知ってもらいたいので、今、ハリウッドで本格的な忍者映画の
企画書を出しています。もちろん主演は日本人です。日本人が演じる、ということに意味が
ありますからね」(千葉さん)
おお、それは楽しみな話です! アメリカ人の話ばかりしてきましたが、実は日本人も忍者に
ついてはあまり知らないのが現状なのかも。今度の映画で、忍者への理解が深まればいいですね。
2008年09月17日07時00分 / 提供:R25.jp
URLリンク(news.livedoor.com)
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