08/08/16 09:49:29
★コンゴ民主共和国:PKOに携わっていたインド兵、性的虐待か 100人規模で関与も
潘基文国連事務総長は、アフリカ・コンゴ民主共和国で平和維持活動(PKO)に携わっていた
インド兵が過去に、地元の女性に対し性的虐待をしていた疑いが強まったと明らかにし、「深い
苦悩を覚える」と述べた。PKO要員による性的虐待疑惑は各地で報告されているが、今回は
かかわった要員が100人規模になる可能性もあり、国連に衝撃を与えている。
国連の内部調査で証拠が収集された。潘事務総長の12日の声明によると、虐待したとみられるのは
国連コンゴ監視団(MONUC)のインドからの派遣団の一部で、「絶対に受け入れられない行為で、
インドの法によって対処されねばならない」とした。インド政府は既に国連に調査を約束したという。
コンゴ民主共和国では04年にもPKO要員による性的虐待疑惑が報告された。今回の虐待の
時期などは明らかになっていないが、国連筋は「100人規模で虐待が行われていた」と言い、
大規模に行われていた可能性が高い。
04年の虐待では、難民の10代の少女に対し、PKO兵士が卵や牛乳などと引き換えに売春を
強要したり、ビデオ撮影などをした。また、今年5月には英国の非政府組織(NGO)が、ハイチなどの
PKO要員が援助食料を支給する見返りに、地元の女性に性的関係を迫るなどしていたとの報告を
発表した。
毎日新聞 2008年8月15日 東京朝刊【ニューヨーク小倉孝保】
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