08/09/09 22:37:34
For the Taliban, A Crime That Pays
How ransom kidnappings, once a rarity in most of Afghanistan, have become a cash source second only to the narcotics trade for the country's insurgents
URLリンク(www.newsweek.com)
・アフガニスタンで以前は稀だった身代金目的誘拐が近年非常に増えて
麻薬に続く武装抵抗勢力の大きな資金源になっている。
・タリバンは身代金のことを話したがらないが、いつも金で決着している。
刑務所で看守に賄賂が渡されることもある。
関係者の誰もが公に認めたがらないが裏でいつも身代金が支払われていると
U.S. crisis-management firm Clayton Consultantsの代表Cloonanは言っている。
・一番多く被害にあっているのはアフガン人自身(政治家の関係者など)だが、
外国人は身代金の高さから狙われる。カブールの南のガズニ州ではタリバンの
マンスール副司令官(*ダドゥッラー師とは別)が幹線道路に狙いをつけて
2007年には韓国人の乗ったバスを襲って大成功を収めた。
・外国人を誘拐しやすい「良い道路」をめぐって、タリバン内部で縄張り争いが
起き始めた。今年5月にタリバンナンバー2のブラダル師が誘拐のルールを発表した。
○各司令官たちは誘拐をしたらシューラ(タリバンの中央会議)に報告すること。
○人質の釈放・身代金に関する交渉ができるのはブラダル師の委任を受けた
代表者だけ。
○手に入れた身代金の少なくとも3分の2は中央シューラに渡すこと。
しかしある誘拐事件を指揮したタリバン司令官は中央から与えられた
分け前が少ないと激怒している。
・縄張り争いは一般犯罪者や腐敗警察を巻き込んで、1990年代初頭の軍閥時代を
思わせる事態になっている。国際支援・再建活動が立ち入れず麻痺している。