08/06/10 00:46:57
ザイーフたんも登場する記事です
Talking to the Taliban
URLリンク(www.guardian.co.uk)
・タリバン政権時代にタリバンに身内を殺されたような一般庶民の中には
今もアメリカにタリバンを破壊してほしいと強く願っている人々がいる一方で、
アフガン内外を問わず政治家たちの間ではタリバンとの話し合いが平和を築く
唯一の方法であるという見方が広がっている。
・カブールプレス・ウェブサイトの編集長ミルハザルは、タリバンを引き入れる
ことは沈静化プロセスの当然の結果になるだろうが、すでに過去30年間の
戦争犯罪人たちが権力の座に戻っているのだから、タリバンはそのコレクション
の最後の1つになるだけだと皮肉な見方をしている。
・市民の声はともかく、政治家たちはカルザイから政党のリーダーまで
交渉を望んでいるようである。では話し合いを邪魔しているものは何か。
・元タリバン政権駐パキスタン大使ザイーフ師は「外国軍がいる限り、政府との
交渉は難しいだろう」「外国人はアフガニスタンで好き勝手に活動している、
それを許している政府を信頼することはできない」などと語っている。
・このザイーフ師の発言から読み取れることは、もしタリバンがカルザイ政府と
話し合いを進めても、NATO軍がタリバンへの爆撃をやめる保証はないという
懸念である。これはタリバンにとっては話し合いの深刻なリスクだ。